「ごめんなさい… あなたに、こんな不自由で辛い想いをさせてしまうなんて…。 私のせいで…」 泣きながら、そう妹に謝ったことがありました。 すると妹はにっこりと微笑んで、 「確かに疎ましいですが、ご心配には及びませんわ。 私はもう、自分の意志というものが育っております。 教育になんて、曲げられませんわ。」 と言ってくれました。