結局私はお手紙を差し上げることを承諾せず、父上が東宮様に啓上なさることになりました。 そしてその夜お召しを頂き、女房達も表立って華やぎ始めます。 本当に気が進まないのですが、参上しない訳にもゆかず、なるべくゆっくりと歩きながら東宮様のもとへ参りました。