「それよりお姉様、私内裏を探索してみたいわ。」 と目をきらきらさせて言いました。 「まぁ、人に知れたら大変だわ。」 と諭すのですが、「女房のふりをすれば、誰が見咎めるものですか。」と言って聞きません。 ついに、私も好奇心が疼いて、夜の探検へと出掛けました。