そして一年後、宣耀殿が身ごもった。 私はもう、嬉しくて嬉しくて… しかし同時に心配でもあって、しょっちゅう見舞っては入り浸っていた。 そんな様子が、女御達の気にさわらない訳が無かったのに、私は全く周りが見えなくなっていた。 しかも更衣が微笑むのを良いことに… 更衣が、女御達から嫌がらせに遭っているのにも気付かなかった…