朝になり姫様の所に出ていくと、にっこりと意味深な笑みを向けてくださいます。 私も、周りの人には分からないように笑みを返しました。 隣人も、寝坊することなく参上しています。 特に華やいだ感じもなく…私より二・三歳年上なだけなのに、随分落ち着いていることだと、どこか感心しました。 努めて、そちらは見ないようにして一日をやり過ごしました。