そうこうしているうちに、女房達が動き始めました。 「急なおいでで、何の支度も…」などとぼやいています。 少将が来たのかとゾッとして、 「また気分が悪くなってきました。 少将殿が私を訪ねていらしたら、そう伝えてちょうだい。 あなたはここに居てね?」 と言って御帳台に逃げ込みました。