私は、中将様に肩を抱かれるように促されて御帳台に入りました。 座った途端に、ドサッと押し倒されます。 「きゃっ! 何を…」 「私を拒み通すのは、あの少将が好きだからですか?」 一瞬、仰っている事が理解出来ませんでした。 「どうします…? 私とあなたは、正式に夫婦となりました。 もう拒めないのですよ…?」 私の体を押さえつけたまま仰る中将様の目が怖くて、涙が滲んできます。