「まあ、そんな… 内親王ほどの御方であっても、御帳台まで忍び込まれたら諦めると言いますのに…。」 「だから、文のやり取りも何もかも抜かして寝床にお通ししたと言うの? 私は嫌だと言うた筈です!」 ぴしゃりと言うと、さすがに乳母も恥入ったようでした。 何かあったのなら恥ずかしくて物も言えなくもなりましょうが、傍目から見ても無実なので、堂々としていられました。