女御は、そんな私に怯んだようでした。 でも私は決して睨んではいません。 以前会った時より明らかに女らしい美しさが備わっている、うら若い女御に心中穏やかではありませんでしたが、一切の感情を表に出さず、ただじっと見据えました。 それからはずっと、几帳を取り払った状態で宴を見物しました。 帝は両方に話し掛けてくださいますが、私は普段より更に並一通りの返事しかしませんでした。 しかし帝は、こんな状況だから遠慮しているのだろうとお思いになったのか、特に何も感じていらっしゃらないようでした。