帝のお覚えめでたい頭中将が見事な舞を舞いました。 あまりの素晴らしさに一瞬機嫌の悪さも忘れ、感動を共有しようと帝の方を向いた時でした。 ついに帝は登香殿女御の几帳に手をかけ、 「登香殿女御、先ほどの頭中将の舞は見事でしたね?」 とお声をかけたのでした。