「紫衣だって俺の大切な子供だ。俺はこいつがいたから頑張れた。
それをお前は解ってくれていたじゃないか。
解っていて俺に嫁いでくれたんじゃないのか?」
長吉さんの体が震えている。
真衣さんも涙を流している。
私が苦しめているの?
現代で苦しんでいた真衣ちゃんと良君とシンクロしてしまう
ねぇ芽衣ちゃん、私はどこにいても誰かの邪魔ばかりしているんだね。
とてもつらいよ...。
とても悲しいよ...。
泣けないのは私の心が凍り付いてしまったから.....。
瞳に溜まった涙は零れ落ちることなく瞳を潤ませただけ。
泣くことなんてできない。
紫衣ちゃんも私も同じように誰かを傷つける存在だったんだ。
似ているね私たち。
紫衣ちゃんは私になって現代で生きているのかしら?
今朝カフェで芽衣ちゃんと話していたのは私じゃなくて紫衣ちゃん?
良君と真衣ちゃんに幸せになってとサバサバと話をしていたと言われていたのは紫衣ちゃん?
紫衣ちゃんは私の代わりに良君たちに話しをしてくれたの?
私がするべきだった話をしてくれたのかな?
あの時天井から除き見ている私と目があった気がしたのは気のせいではないのかな?
あの瞳の強さ、私もこの時代で紫衣ちゃんの変わりにちゃんと真衣さんと長吉さんを私の言葉で幸せにしてあげてってことなのかな?
きっとそうだ!!


