私の言葉に左近さんと朱理さんは口をポカンとあけたままで、お兄ちゃんと佐和さんは顔を見合わせてくすくすと笑い出した。
笑い声に反応した左近さん。
「紫衣はどう思う?」
感じるのは疎外感で、
「私だけが違うんじゃないかと…。」
思いのままを口にしてしまうと何故だかぐっと寂しさが増してきた。
「そんなことあるわけがない。」
瞳を滲ませる私の言葉に被せるように応えてくれたのは佐和さんで、お兄ちゃんは私と佐和さんに視線を向けて頷いている。
だけど、私は時代を渡ってここに来た。
転生したわけじゃない。
みんなとは違うんだ。
心の中の呟きを悟ったのかお兄ちゃんは私の側に来て手を取り話をしてくれた。
「確かに紫衣は転生したわけではないが、繋がりがなければ入れ替わることも出来ないのだよ。」
「仕組みがよくわかりません。」
「皆とは逆なのだ。
紫衣は転生前なのだよ。」
「??」
お兄ちゃんの説明に首を傾げる私に佐和さんが言葉を付け足してくれた。
「過去に、三成のもとにいった紫衣が紫衣の生まれ変わりって事だよ。」
「それって…。」
「繋がってるって事。」


