信じてくれたの?
こんな私の話を左近さんは信用してくれたの?
見る見る涙が溜まってくる。
不安だったんだ。
この世界で本当は独りぼっちで生きていく自信なんてなかったんだもの。
「ありがとう、左近さん。
信じてくれてありがとう.....。」
言葉と一緒に零れ落ちる涙はパタパタと音を立てて布団に浸み込んでいった。
「ただし、俺の言ったこと必ず守れよ。」
「へっ?」
急に厳しい表情を見せる左近んさんに体がビクリと跳ね上がった。
「さっき言っただろう?」
「さっき?」
「お前が先の時代から来たことを口外するなと...。」
「はい。」
「必ず守れ!!」
いっそう強い口調で話す左近さん。
首を傾げる私に左近さんは小さく呟いた。
他の者に知られるとお前の命が危ないんだよと.....。


