服を着ていると華奢に見える佐和さんの体は筋肉がついていて見た目と違って逞しかった。
色白の佐和さん。
肌もスベスベしていて、とっても綺麗。
肌が白いのはコンプレックスだって、確か聞いたことがある。
綺麗なんて言ったらダメかな?
だけど、すごく綺麗…。
滑らかな佐和さんの肌に唇を寄せて口づけをした。
だけど…
あれ?
なんで?
どうして?
シルシがつかないよ…。
「ずっと一緒にいたいなら石野さんの胸にキスして、あの白い肌にシルシつけちゃえばいいのよ!後は石野さんに任せてたら大丈夫だからね。」
確かに芽衣ちゃんはそんな風に言ってたのに…
芽衣ちゃんッッ!
口づけしても赤くならないよッッ!
なんで?
どうして?
何か間違っちゃった?
頭が真っ白になって固まる私の背中に佐和さんの腕が回って強く抱きしめられた。
「ごめんなさい――。」
頑張ったけど結局失敗しちゃったことが悲しくて、情けなくて涙がポロポロと零れ落ちた。
折角芽衣ちゃんが教えてくれたのに、結局私はダメな女なんだって再確認しただけだ。
もう本当に消えてなくなりたい…。


