「あ?」
突然乱入してきた嶋田さんと、その軽口に不機嫌そうな声を上げる佐和さん。
「俺には紫衣ちゃんの気持ちがわかったって言ったんだよ!」
嶋田さんは佐和さんを煽るように言葉を発したんだ。
「つぅか…
お前コンビニに行かなかったのかよ。」
「行った振りして二人の会話盗み聞きしてた。」
「なんの為に!」
「紫衣ちゃんの為?」
「意味わかんねぇ…」
「それはお前がカッコつけるからだ。」
「あ?」
深く深く眉間に皺を刻み、反論しようとする佐和さんを嶋田さんはいいからいいからと言葉をかけながら腕を引き部屋から連れ出した。
彼に抱きしめられたまま私も移動していたけど部屋の入口で芽衣ちゃんに手を引かれ彼の腕の中から離されて部屋に残ってしまった。
なんだか急な展開に頭がついていかない。
「コンビニ行かなかったの?」
何を話していいのかもわからなくなって私は佐和さんと同じ事を芽衣ちゃんに聞いたんだ。


