「お姉ちゃん、お兄ちゃんを助けてあげて…」 少女は私の両手に小さな手を添えて視線を向けている。 追いつめられたような少女の表情に意味もわからず私は頷いたんだ。 「お兄ちゃんを助けてくれるの?」 頷いた私に少女はパァッと表情を明るくして尋ねてきた。 私はその少女の反応にまた頷くしかなかったんだ。