結局訳がわからないまま私は今三成の部屋にいる。
三成の横には私をジロリと睨みつける紅葉さん。
その二人の正面に座らされる私はなんだか肩身が狭い。
「わざわざ呼び立てて悪かった。」
優しい三成の言葉に私は慌てて言葉を返したんだ。
「いえ、気にしないで下さい。」
その私の言葉に紅葉さんはギラギラと目を輝かせ睨みつけてくる。
怖いッ!!
怖すぎますよ紅葉さん。
肩をすくめて首を引っ込める亀のように私は小さくなっていくしかなかった。
訳わからないし紅葉さんは怖いし…
いったいなんなのよー!
叫ぶことが出来ないけど叫びたい気分だ。
そんな私をクスクスと笑いながら見ている三成。
とっても居心地が悪い。
「それで、あの…どういったご用件なのですか?」
緊張しすぎて言葉もぎごちなくギクシャクとしている。
普段どんな風に話してたんだろうって頭の片隅で考えている私はまだ余裕があるのかもしれないなんて自分を慰めていることを虚しくも感じた。
「お前緊張しすぎだぞ。」
変な奴ーって語尾を伸ばして話しながらケタケタと笑う紅葉さんを真面目に殴ってやろうかと思ったのは私だけの秘密。
だけど憎たらしい!


