連れてこられた場所は三成の部屋の隣の部屋だった。
「ここは俺の部屋だよ。」
綺麗な着物姿で胡坐姿で座る紅葉さん。
着物からチラリと見える太ももがとても男の人のものとは思えないくらいに綺麗だ。
「見てないで座ったら?」
太ももを凝視していた私にニヤリと笑いかけながら話しかける紅葉さんに私は恥ずかしくなり俯きながら座った。
「殿には聞いた?」
「はい、紅葉さんって綺麗なのに男の人なんですね。」
「そうじゃない!!」
そのことじゃないの?
「俺は殿の何?」
「用心棒って言ってました。」
「正解!」
「で、紫衣は殿の何?」
「わかりません。」
「それ本気で言ってる?」
「はい。」
「お前底抜けの間抜けだな....。」
ポンポンと続いた会話の終わりは紅葉さんの呆れるような言葉と大きな溜息。
間抜けだなんて当たっているかもしれないけど本人目の前にして失礼じゃない?
紅葉さんってハッキリものを言う人なんだな。
「お前は殿の寵姫様。覚えておいて!!」
「はい..........う、うぇ..えぇっっ?!」


