「赤い顔をして熱でもあるのか?」
優しい口調、整った顔。
「いえ…だ、大丈夫です。」
まさか興奮してるなんて言えないよ!
だけど、ゆきさんが自慢するだけの旦那様だ。
とっても綺麗。
三成に似ているけれど彼とは違う、柔らかさが全然違う。
彼が冷たい月の光なら正澄様は太陽のような柔らかい光。
対照的だけど同じ様に綺麗だ。
呆けている私に正澄様はニッコリと笑ってくれた。
「熱がないのなら安心した。」
そんな優しい正澄様の言葉に私はとても気さくな気持ちになってしまったんだ。
「ゆきさんが自慢するのとってもわかります。
正澄様ってとっても素敵な方ですね。」
言ってしまってから後悔しても遅い。
なんて馴れ馴れしいこと言っちゃったんだろう…。


