お母さんの真衣さんも私を邪魔だと苦しんでいる。
400年の時を隔てていても私と紫衣は同じ状況におかれている。
同じことで同じように苦しんでいる私たち。
私の生きる時代と紫衣が生きる未来が繋がっているような気がした。
何も知らない紫衣。
きっと私の時代で生きることは辛く苦しいかもしれない。
独りぼっちの寂しさに涙を流すかもしれない。
だけどお兄ちゃんが紫衣を待っているよ。
そう思うと早く紫衣を連れてきてあげたくなった。
紫衣と私が同じ真衣さんの邪魔をする存在ならば私が紫衣に変わって真衣さんを自由にしてあげる。
そして紫衣は私のお母さんである真衣さんの苦しみに気付いて自由にしてあげて欲しい。
私たちは繋がっているのだから。
400年の時を隔ててはいても私たちはひとつなのだから。


