呆然と立ちすくむ私の目に映ったのはさっきの少女の亡骸。
傷ついた体が痛々しい。
水に流される恐怖を思い出して体が震えた。
少女の亡骸に近付いてそっとその体に手を触れた。
冷たい少女の体。
涙が溢れて零れ落ちた。
小さな少女は両親とはぐれて一人ここで息を引き取ったのか...。
少女を思うと悲しくて涙が止まらなかった。
私の涙が少女の体にポツリポツリと落ちていく度に少女の体は光に包まれていった。
泣いている私には解らない変化だった。
でも私の体は少女と一緒に光に覆われてしまった。
唖然とする私を飲み込むようにする光の眩しさに私は意識を手放した。


