銅像は自らの手を口に当て"ダラーン"と液を拭い、見つめた。



九重「それがお前の一番の欲望の答えだ、お前に考える事など出来ない。」


?「そんな・・・そんなバカなこたぁ、あるわけなぃぃわっ!」



九重は本棚から一冊の"本"を取り出し、銅像の近くの机に投げた。


銅像は本を拾い上げた。

?「これはぁぁぁぁ!?」

銅像は本を開いたまま、椅子に座ろうとした。


"バキッ"


銅像は椅子の位置を気にしないで、座った態勢になり本に夢中になっている。



九重は静かに図書室を出た。



?「これだょ・・・・・この茸だぁぁぁぁ」



"!?"