「あっ・・・・・・あっ・・なに?」


佐藤は訳がわからないまま、じっと座って動く事ができなかった。


教室はいつのまにか、さっきまでとは・・・・まるで違うものになっている。


それは美術室のようだった。



薄暗く、窓は消え、数々の彫刻が部屋に飾られている。



ダヴィンチの刺した、注射の作用で、頭がぼ〜っとして訳が分からない。


クラスメイトの目に向かってフォークを刺し、それをくり貫き、食べる。


悲鳴は佐藤の耳には聞こえない。



ある時、麻酔の作用はとける・・・・・・・・そして自分の食べてるものにを認識するとき・・・・・・・佐藤は恐怖し、壮絶な表情をうかべ、叫んだ。



その瞬間ダヴィンチは、猛スピードで、佐藤の首に向かい、巨大チェンソーを振りかざす。



佐藤の首は吹っ飛んだ。


佐藤の時間は、そこで・・・・・・・"終わり"を告げる。