佐藤朋代は・・・・・・何をしているのかわからなかった。


(数分前)




「今日も・・・・相棒遅いねー」


佐藤の前に座る男子は、振り返ると言った。


佐藤「うーん・・・・!昨日もまたなんか・・・・みたいだし・・・・」


「なんかってぇ?あっ、あの噂マジなのか?まぁ久保田なら・・・・・だけど、信じらんねんだけどぉ!どうなのその辺?教えてよ〜トモティ~☆」



佐藤「うわっ、キモいんだけどぉ〜。。あんたなんかに言う筋合いないしぃ!それに・・・・・」



"ガラン"


教室のドアが開いた。



姿はよく見えないが、何かが教壇の前に進んでいく。



教室中の誰もが驚き、金縛りにかかったように動けなかった。



佐藤「・・・・・・なっ・・・・なに!?」



「おいっ・・・・佐藤?どしたぁっ?・・・・・うん?」


男子が前を向こうとした、その時・・・・・。



"ボトリ・・・・・ゴロゴロ"



男子の・・・・・頭が地面に落ち、机の金具に当たり止まった。



"ププププシュー!!"



席に座ったままの男子の首から噴き出す血は教室中に降り注いだ。



「キャァァァァァァア!」