それでも香苗は・・・・・・両親を恨んでなどいなかった。

どっかで生きてて欲しいと思っていた。



校門から、中に入るとなんだか、異質な感じを香苗は感じた。


校門から玄関へ向かうが、何故か・・・・・・どの学年の人も校庭にいなかった。


香苗「あっれー、空は真っ黒だけど、雨はぁ降ってませんけどぉー?
体育やってないのはナゼ☆ナゼ!?
今日ガッコ休みだっけかー?」

香苗は考えた。


香苗「イぃぃヤ!
今日は平日ですヨ〜☆
ガッコゥさんやってるはずぅぅぅ!」


香苗は歩きながら、校舎のベランダを、左から眺めてみた。


"ボトッ!?"



静かな校庭の中・・・・・何かが落ちたような音が響いた。




香苗は、気になって旧校舎の方へ行ってみた。



香苗「キャアアアアア!じぃ・・・んたい・・モモケーつ・・・・・人体模型が!?」


香苗は新校舎へ逃げるように走った。




??「あ・あぁ・・・・・」