上野「チクショウ!
逃げるしか・・・・・ないのかヨ!!
行くぞぉ・・・・・カナエ!」


上野は立ち尽くしている香苗の手を引いて、ジェンナーの股をくぐり・・・部屋から飛び出し、走り続けた。


香苗「なんで・・・・・燃えたんだろう、ジェンナー??」


上野「化学でやったろう!?
なんかの薬品に火をつけたら爆発的に燃えるって。

あれだけ投げれば、一つ位・・・・そんな"薬品"もあるだろうさ」



香苗「キャァァァアー!
上野君あったまいいー☆☆」



上野はため息をついた。

上野「ここから逃げ出せる・・・"知能"が欲しいよ」


上野はタバコを口にして、"ポケット"に手を伸ばす。


ポケットは空だった。


上野はため息をついた。