"Riiiiiiiiiiiin'"







神谷はチャイムの音ではなく、耳障りな大きなベルの音で、目を覚ました。






クラスの連中は、なんだかそわそわしている。





"RIIIIIIIIIIIII'"




未だベルは鳴っていた。




神谷は、ドアから廊下を見た。






担任らしき、人物がこっちへ向かっているのが見えた。






だが、教師には"角"らしきものが、生えてるようだった。







なぜか・・・・・・神谷はそれが、本物だと確信があった。