誰にでもいるもう一人の自分だ。何か悪い事をしようとした時、心のどこかにいる良心がもう一人の自分になり、その行動を止めると言うあれだ。 (彼女をもっと見ていたい。) それだけが、頭の中をゆっくり回っていた。