散弾銃プレアデス



「俺はこんな国、どーなろうが構わねえ」


そう吐き捨ててうつむいたままの原を、御堂は眉根を寄せて見つめていた。

金色の毛先と茶色混じりの生え際が目をひく髪の毛以外は、なんにも変わっていない顔立ち。


「……けどよ、」


ふいに御堂を見て、原はにやりと笑う。



じわり、

御堂の腹の奥に灯る炎は、その心に熱を持たせた。

「乗ってるニンゲンまで沈んでもらっちゃ、困るよな?」


指先まで広がる熱。

不敵に笑う目の前の男の言葉。御堂香織もまた、挑戦的な瞳にその姿をうつした。

宿る勢いは持ち前の、それに加わる互いの熱。



「アンタならそう言ってくれると思ってた」