「第6機!確認不可能!!」 『そんなハズはっ…』 動揺が広がる。 マニュアルとは完全に外れた管制班の対応も、自分達戦闘員の隊列も、全てが、狂いはじめた現状を描きだしていた。 怖れていた、 確実に避けるべき事態。 とにかく、 “大型敵機”――― それを探さなければ。 一刻も早く。