「…自分じゃわかんねぇかもしれんねぇ
 けど、
 あん時メッチャお前目に涙浮かべて
 体も震えてたんだぞ!」

あん時…?
あっ!!

  “お母さん” 

……そっかやっぱまだつらいんだ
自分自身…

「!あ、そだコレ」

奏は白衣から一枚の紙を
取り出してあたしに渡した

「…入学届け??」

「お前明日から俺と同じ
 学校通うから」

……はぁぁぁ!!??