あたしが叫び声をあげたとき、 ちょうど部屋のドアが開いた。 泥棒がドアの方を向く。 あたしもドアの方を向いた。 そこには・・・ 学校のプリントの ようなものを持って 泥棒とあたしを見て ビックリしてる かずきの姿が! 「・・・え? あの・・・ダレ?ですか?」 かずきが泥棒に向かって聞いた。 「あ、ここ、三宅の うちじゃない? いや・・・でも 三宅いるし・・・。 じゃぁこのおっさんが 違うんだよね? このおっさんダレ?」