僕は一年の時から喜美が好きだった。




隣のクラスの喜美は、明るいけど静かな女の子。




休み時間に廊下でよく女の子に囲まれて話していた。




僕は、トイレに行く振りをして、喜美たちのそばを通り過ぎては、トイレで溜め息…。




二年のクラス替えで、喜美と同じクラスになったのを知った時、僕は心の中で『ぃよっしゃぁぁああ』と叫び小さくガッツポーズ。