静かな空気、じゅんちゃんの背中。

好きだったはずのものが、何でかわからないけど苦しい。


「・・・うん。」


「どうして?!ねぇ、なんで・・・。」


あたしの、せまいせまい部屋。

近いようで遠い、手を伸ばせば届く距離にじゅんちゃんはいる。


それなのに、手をのばす勇気が、あたしにはない・・・。

じゅんちゃん。
じゅんちゃん、じゅんちゃん。


ねぇ、なんか言ってよ・・・。