神消し

 〜カズキの一週間〜 
カズキ「I'm home」
「Hi!カズキ。ドコ行ってた?supperできたヨ。私、高井さんの家にcirculationboard持っていくから先に先に食べてて。」
少し片言なカズキの祖母はそう言ってショールを羽織った。カズキは祖母の靴を出し、段差部分では手を取ってエスコートした。
カズキ「いってらっしゃい。」
祖母が家を出てリビングにむかったカズキはしわのない真っ白なテーブルクロスのひかれたテーブルについた。その上に置かれている夕飯に手を付けはじめた。カズキ(…何だかすごくドキドキする…。由清さんはきっとウソはついてない。あの話は全部本当だ………。これから……何が起こるんだろう………?)
気持ちが高揚したカズキがハンバーグを食べようとしたとき電話が鳴った。
カズキは急いで受話器をとった。
「Kazuki?How are you?」カズキ「Mommy………?」カズキ「Mom.………Can you well with father?」
「Pardon me….We are necessity more time.もう少し……………もう少しだけ待ってくれる?」
カズキ「どれだけ時間をかけたって構わないよ?二人にとって大事なことなんだから。…誰か来たみたいだから切るね?」