神消し

加賀「そんなんもうわかっとる！嫌なモンは嫌なんや。それによう考えてみい。誰が好き好んでそないな体験したいっちゅーんや。常識考えぇな！普通の中学生やったらまずお断わりや！！！なーッ！カズキちゃん！？」
カズキ「僕行きます。」
その答えに加賀は唖然とした。
カズキ「だってこんなpreciousnessな体験二度とないですよ？それにここまで聞かされて困っている人を放ってはいけません！」
意外にも好奇心と度胸があるカズキに加賀は驚き博を見た。
博「………俺も行くかな……。行かなきゃ祟られそうだし……」
二人の返答に由清は安堵し少し表情が綻んだ。
逆に加賀は引きつった表情だったが大きく深呼吸をしカズキの肩にポンと手を置いた。
加賀「そらそぉや！コマッテル人は助けなあかんもんなッ！」
と、先程とは打って変わった返答だったがそれを聞き由清は満足した顔で
由清「なら詳しい話は一週間後に」
そう言って由清は三人の目の前で消えた。
それに一番驚いたのは加賀だった。