出会いは…「偶然だ」とか「必然だ」とか

僕はそんなドラマティックな事には

あまり興味がない。

だってそうだろ?

そんな非日常的なことが

僕の周りに起こる訳ないし。


困ってる人や病気の人を見て
 
「助けたい」とか「可哀想だ」とか思うけど

具体的に何かしてきたとか

そんな出来た人間でもない。


そんな僕を「クール」って

言う奴も居たりするけど

ただ、僕は、何事にも無関心な
 
普通の大学生だ。



名前は「水上・響一(みずがみ・きょういち)」

本当に信頼できる友人も

幼馴染みの「大地(だいち)」と「沙夜(さよ)」くらいしかいない。




なんで…

なんでこんな僕の前に

君が現われたんだろう。。



君と出会って、僕は何もかも

変わった。

…違うか?

変われた。



人間って

変われるんだな…