「どっちがいいと思う?」

森里さんはまだ悩んでいる。

「どちらを選ぼうと君が履くことによって輝けるよ」

なんて言えるはずがない。

「こっち・・かな?」
とてきとうに答えておく。

こういうことはさっぱりわからない。

ミュールの神様、答えを教えてほしい。

森里さんは悩んだ末、一つを手にとってレジへ持っていった。

森里さんは会計を済ますと後悔しているかのように言う。

「やっぱりあっちがよかったかな?」