ワンシーズン・ラブ

ブロロロ…



エンジンがゆっくりと止まり、彼の家に着いた。



相変わらずこざっぱりした良い家だ。


ぐったりしたあたしをみて

『あははっ怖かった?』
「怖かったよっ!もー!」
『でも気持ちよかったっしょ?』


笑顔で彼がそういうから


ついつい
「…うん」
って答えてしまった。
『また乗っけてあげるからね♪』



……グスン…。