ﾜﾝｼｰｽﾞﾝ・ﾗﾌﾞ

駅につくと元がバイクにまたがり、待っていた。


『はい。これ』


とモモにヘルメットを渡した。



ｷｭﾝ



憧れてたんだよねー♪バイクの二人乗り！！

昔、チョイヤンキーの元カレにのっけてもらったことあったけど、ヘルメット一個しかなくて警察に見つからないかヒヤヒヤしたもんなぁ…



あぁ～ドキドキッしちゃうー！



『…どうした？乗りなよ(・＿・)』



「ぁ、うん♪失礼しまーすっ」


ﾖｲｼｮｯっと


エンジンがかかり走り出す。









怖いっっっっΣ(;□; )!!



ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ



「速いよー！もうちょっとユックリ走って～！！」


『大丈夫大丈夫♪ちゃんとつかまってなよ！』




怖さで背中をつかんでいた腕を元の腰にまわし、ギュっと抱きついてしまう。



すると更に加速した。



「ふぇぇんっっ！！怖いってばぁ！！！」