不良君と私の恋愛物語

「違う!俺は…。冴子が好きなんだよ。同情なんかじゃない!」

「…本気なの!?ホントに好きなの?!」

「好きなんだ…。だから。冴子の家教えてくれ。」

「今日はそっとしといてあげよう…。明日。明日教えてあげるから…。」

「分かった…。」

しばらくして俺たちは解散した。

家に着いてからベッドに寝転んだ。

はぁ…。

冴子を守るって決めたはずなのに…。

傷つけてた…。

冴子。

気付いてやれなくてごめん…。