その時、手が滑って持っていたカバンを落としてしまった。


ヤバいと思うのも束の間。

時既に遅し。


嫌な程に響く音・・・。


告白も途切れた、


と同時にこっちに向かって来る足音。


あたしは固まった。


あまりにも現実逃避したくなる時

涙まで出て来た・・・。


怖い・・・。



回りは静かだから足音だけ虚しく聞こえる。



く、くる~~~~~~っ!!!



いやぁ~~~~~~~~~っ!!