「へぇー結構いい学校じゃんかよ!」
「……」
「どうした?晋之介!元気ねぇじゃん。」
「…イヤーそのさ、俺は親の転勤で学校を転校してこの学校に来たんだ。」
「それがどうした。」「何で類がいんの!?」
「えー…だって、いきなり転校とか寂しいじゃん。俺、晋之介しか友達居ないのに…」
「で、わざわざ俺と同じ学校に来たと…」
「おぅ!父さんに頼んで俺も転校した♪」


類の家は、とってもお金持ちだ。だからやろうと思えば何でもできる。しかも、類は大切な大切な一人息子だしね。