君のNo.1 ~出逢い~



「大丈夫か?立てる?」


差しのべられた手に掴まり

立ち上がろうとして膝から崩れ落ちた

全身が震えて力がはいらない

助けてくれた人はそんなあたしを

軽々とお姫様抱っこして歩き始めた


「とりあえず俺が泊まってるとこに行くから。」


声も出ず体にも力の入らないあたしは

ただ頷いて身を任せた

震える手でその人の服にしがみついた