さてと……川原に着いたからには…ジンクスを叶えなければっっ!!
「おいっ!ミーナっ!ミーナっ!」
………あれ?
アタシ、またトリップしてた??
……って、あれ?
アキラくん、なんか草とか結構あるところにいるし!
ってことは……何かあるのかな??と思い、アタシはアキラくんのほうに行った。
アキラくんは、何か手のなかに隠しているようだった。
「? どうしたの??」
「ほら、これ…」
「っゎギャーーーーーーッッ!?」
アタシは叫んで、もといた場所へとダッシュで戻った。
「あれぇ〜?苦手なの〜?ミーナぁ〜?」
「〜〜っ」
アタシは涙目になっていた。
なぜなら
「こぉーんなに可愛いのにさぁ? カエル。」
そういって近付くアキラくん。なんか楽しんでるように見える。そして、またもやアタシはアキラくんから逃げる。
「いやぁぁあ!!(泣)
アタシ、虫キライなのよぅ〜〜っ!」
「………へ〜ぇ
虫ギライねぇ……♪」
あの、すみません、このマーク(♪)、なんでそこで付くんですか。
なんで楽しそうなんですかーーッ!
そして、後ろを向くと、(見るからに)全力でこっちに走ってくるアキラくんの姿が。しかもまだ、両手をあわせてなかに空間を作っているようだった。
「……っキャァアーーッッ!(泣)」


