「………はぁー…」

アキラくんに家に送られて3時間後のこと。
アタシは部屋のベッドで寝っ転がって、アキラくんから貰ったネックレスを見ながら溜め息をついた。

ネックレスが気に入んないんじゃなくて、アキラくん今何してるかなぁって思ったり。


アタシはベッドの上でゴロンと一回転した。

そしてアタシはお姉ちゃんが前言ってた言葉……


―――『あの人はあたしの運命の人じゃない〜!』


その言葉で、今すごく思う。

アタシの運命の人がアキラくんだったらいいのに……
アキラくんの運命の人がアタシだったらいいのに…って思っちゃう。


お姉ちゃんは、いつもこんな気持ちで付き合ってるんだ……。


いいなぁ……

好きな人に愛されて………。


あれ?
でも 彼氏ができる度にこんな気持ちなのかな?……って思うとお姉ちゃんが軽く思えてくるから考えんのやめとこ

いや、でも〜!
元カレのメアドとかどーしてるんだろ…

って…ん?

メアド………?


「あ〜〜〜〜ッッ!!」


アキラくんにメアド聞いてないよ〜ッ!!