「えっ・・・ううん、良いよっ」


「僕の事も“司”で良いからねー?」


甘い顔をしてねだる司君にあたしは負けた・・・


「じゃ・・・司で♪」


なんだか、普通の学校より、何かと寮の方が楽しいかもしれない☆皆とも楽しくやっていけそうだし・・・良かった。

ありがとっママ、パパ♪


「でわでわ・・・ここ、学園長の好みで無駄に広いから、案内してあげるねっ」


そう行って、あたしの腕に絡み付きながらも、おいでおいでと手招きをする司。


「ここが、見ての通りキッチンで、この通路を通って右側がお手洗いその左がかず君の部屋っ」


「へー・・・」


キッチン広いなぁー・・・


これだと料理も楽しくできそうっ


「で、この階段をあがってー・・・ここがお風呂!!」


・・・・え?


お風呂でかいっ!!!10人は一気に入れるくらいの大きさ。外側の法にあるのか、外の景色がよく見えるようになってて、お風呂の傍には、入浴剤が買いだめされていた。

お風呂は、階段をあがり、置くの方に行くとある。
そこのところだけ、不陰気が違ってモノクロ。大人っぽい感じになっていて、お風呂の床もモノクロのタイルになっていた。

「おー・・・」


唖然とし、驚くばかりのあたし。


「で、こっちに戻って、ここが僕の部屋♪で、こっちがかな君のお部屋です☆そんでもって沙耶の部屋は、この向かい!!」


司と桜庭 要の部屋は隣にあり、その向かいの部屋が・・・あたしの部屋!!?