窓の向こう(学校の坂とでも言っておこう)には 背は高く細くて ひょろっとし ルックスもいい 男子生徒が歩いている。 名前もクラスも学年さえ知らない… この人が私の恋の相手。 まさかこの片思いが 後に私を苦しめるなんて 誰も知らなかったでしょう。