『おはよ!』

『おめぇ、朝からテンション高いなぁ!』



騒がしい教室の中。

今では毎朝恒例となってしまった作戦会議が始まった。


「あちゃー!

逆効果だったかぁ。」


「うん。


咲、もっといい方法ない?」


あれ以来更に仲良くなっていった私達。


彼氏と一年付き合ってる咲には、恋愛のアドバイザーになってもらった。



「でも、勘違いだったって言って来たんでしょ?」


「だけど、もうメールしないってかんじの雰囲気のメール、送っちゃったから。」


「アホだなぁ!」




自業自得だから『すんません』としか言えない。




「よし!
作戦立ててあげる。」



そういうと咲は作戦ノートを取り出し書き始めた。