しかし、一向に離してくれない。 それどころか、手を掴む力が強さを増した。 「僕チャッキー。お姉ちゃん、苛々してるんでしょ?ムカついてるんでしょ?僕がお姉ちゃんの苛々を抑えるお手伝いをしてあげるよ」 あたしは話し掛けられて、初めて男の子の顔を見た。 チャッキーと名乗るその男の子は不気味なぐらい顔が白く、赤い目をしていた。 それを見て、あたしは寒気がした。 直感でこの子は危ないと思った。